症状別施術例
朝、顔を洗おうと前にかがんだ瞬間、ガクッとこしがぬけたようになり、痛みが走った。
その時はまだ、痛みも少なく動けていたが1時間2時間と時間が経過するにつれて痛みが増していき、とうとう自力では歩けなくなりご主人さんの車で連れられて来院された。
最近の朝の涼しさで体を冷やしたために起こったものと考えられる。
ベットには痛みのため到底寝ることができないため座ったままでの施術になった。
この場合、腰に直接鍼をすると余計に悪化することもあるので、足の甲にある経穴に置鍼をしました。10分ほど置いたところで抜鍼し腰を前に曲げてもらったところ、曲がりは浅いものの痛みが半減していました。
これはまだ動くようになると判断し、次は下部腰椎の間にある経穴にお灸を7壮施し、また立って前に曲げてもらったところ痛みも軽減し、曲がり幅もだいぶん増えていた。 これで施術を終了した。
帰りは自分で歩いて車に乗れて喜んでおられました。