症状別施術例
最近、20~30代で主訴がめまいという方がたくさん来院されています。
今の社会情勢もあり、生活や未来に不安を抱えている事も大きく影響しているように思います。
今回は32歳の男性の症例を紹介します。
【主訴】
突然誰かに押されたようにぐらっとなるようなめまい
【状況】
6年前、突然誰かに押されたようにぐらっとなり、その後、波がありながらも続いた。
病院で血液検査や脳の検査など精密検査を受けたが異常がなく、精神安定剤と睡眠薬を処方される。
その後も症状が続き、心療内科を受診するも結果は同じで、薬を処方されるだけだった。
6年間、同じような症状が続き、ここ1年ぐらいは耳鳴りやホットフラッシュなどの症状も出現し悪化してきている。
なんとか、薬に頼ることなく治療したいという事で、いろいろ調べているうちに当院のホームページを見て来院された。
【今後の展望】
20代に仕事の都合で昼夜逆転の生活が5年ほど続いた。それが原因で腎が弱り、気が頭のほうに上りやすい体質になってしまった。
それと様様なストレスが絡み、肝気が鬱滞している事も原因になっている。
徹底的に腎虚を取っていくことが今回の治療の鍵になってくる。
本人の養生にもよるが、しっかり治療していけば予後は良である。