症状別施術例
【症状及び状況】
半年前から左臀部から下腿外側にかけて痺れだし、日に日に症状が悪化していった。
当初は痺れだけだったが症状が出てから1ヶ月過ぎた頃、波のようなリズムで締め付け感が襲ってきた。
知人の紹介である整体に行き治療をしたが、その夜から歩くのも困難なほど悪化してしまいどうしようもなく自宅近くの整形外科に行き痛み止めの注射をしてもらったが、それでもまったく症状は緩和されず。
いろいろ調べてるうち当院をホームページで知り来院された。
昔からきつい便秘症で薬を常用している。
姑のことで常に悩みを抱えている。
【治療】
便の停滞があると必ず体の左右差が出てきます。元々左右差があったところに姑の悩みでストレスが強くなったため肝鬱気滞がよりきつくなり症状が悪化したものである。
お腹を診て邪気の多いところに刺鍼をすることと、腰にある仙腸関節の左右差を整えることを主に行っていった。
3診目の問診時に今まで薬を飲んでもあまり便が出なかったのに今日はたくさん出ましたとのこと。
その2日後にはまだ痛みは残るが便が出てから症状が軽くなってきた、それよりすごく気分が良くなってきたと初診時に悩んでどんよりしていた顔が明るく笑顔に変わっていました。
ここからはとんとん拍子に回復していき、13回の治療で当院をご卒業されました。
どの患者様にも言えることですが症状が少し良くなってきて、このまま行けば回復するんだと希望をもたれた方はすんなりと治っていきますが、症状が良くなっているにもかかわらず治療に対して疑いの目を常に向けている方や食事や生活面の養生法を守られない方は回復のスピードが遅くなる、もしくは治りません。
治るチャンスを自ら手放さないよう体の信号に素直に従うことが治癒への近道です。