症状別施術例
【初診日】
2015年8月11日
【症状及び状況】
2ヶ月ほど前から腰が痛くなり、徐々に痛みが増したため整形外科で診察を受けた。
レントゲンを撮り診断されるも特に悪いところは無いと痛み止めの薬を処方されたが痛みは引かず、8月9日の昼ごろ靴を履こうとしゃがんだ際に、腰に激痛が走りそれと同時に左大腿部(横から前にかけて)が痺れだした。
それから痛みと痺れで歩くこともままならないため知人の紹介を受けて当院に来院された。
【治療及び経過】
- 初 診:
- いつもどおり脈診・腹診・体表観察をして治療点を探っていくと仙腸関節が明らかに歪んでおりここを一番の治療ポイントとした。
それに加えて腰の腎兪から志室にかけて左側が虚している。
仙腸関節の左右を整えるため硬い側を緩めるように鍼をし、左志室穴に15分置針を施した。
- 2診目:
- 腰の痛みは大幅に減ったものの、大腿部の痺れが残っている。
前回の治療に加え左の太衝穴を使った。
- 3診目:
- 痺れは10→3 仕事ができるまでに回復する。
治療は同様。
- 9診目:
- 痛み、痺れとも全く無くなり治癒とした。
現在、体調維持のため1ヶ月に1度来院されているが、症状がぶり返すことも無く順調に過ごされています。