症状別施術例
・線維筋痛症とは?
全身の筋肉や関節が痛む病気です。痛みの箇所や強さは人によって異なり、気候やストレス、過労によっても痛むレベルが変化します。リウマチの痛みに似ていますが関節の腫れがなく、一般の検査では目立った異常がみられないのが特徴です。
【主訴及び状況】
1年前から手足の痺れ、だるさ、痛みが出るようになった。段々と痛みがきつくなっていき、酷いときは関節を曲げると激痛が襲ってくるようになる。
病院で検査を受けても何も異常がみられず線維筋痛症と診断され薬を服用することになった。薬を服用しても効いているときは多少痛みが引いている感じだが基本的に改善はしていない。
【治療及び経過】
西洋医学ではいくら検査をしても原因不明とのことですが、東洋医学では前漢時代に編纂された黄帝内経に痺症という病名で紹介されており、その原因と治療法について書かれています。
それに基づきM様に合った処方を考えツボを選んでいきました。
6診目から明らかに関節の痛みが少なくなっていったため薬を飲まずに生活することにしました。薬を止めても痛みは出ず、夜もぐっすり眠れるようになった。
疲れやストレスが溜まると症状がぶり返す恐れがあるので、現在は期間をあけて治療に来られています。