症状別施術例
【主訴及び状況】
・2年ほど前、車の運転中にひどい動悸が起こった。その時は疲れているのかなと思ったぐらいで病院には行かず、そのまま生活を続けていた。
・だんだんと頻繁に動悸が起きるようになり、それに増して不安感、焦燥感、パニック発作も同時に起こるようになった。
・心療内科に受診し、薬を処方されてから数ヶ月は体調が安定していたが、また同じ症状が続くようになったのと頭痛と耳周辺がガンガン痛むようになった。
・とうとう薬を飲んでも効かなくなり、何をしていいか分からずうつ状態になっていった。
何も手につかずやる気が全くおきない、家の外に出ると症状が悪化することが多いため怖くて外出できない。
【治療及び経過】
O様は普段から味付けの濃いものや甘いもの、小麦粉で作った食品を多く摂っていたため胃腸が弱り、湿痰が体に溜まってしまった。その邪気が胸をついて起こった症状と診断しました。
便を出すことで溜まった邪気を下す処方と頭項部の気血の停滞を取り脳が正常に指令を出せるように処方しました。
9診目で便がたくさん出るようになり体の重さが取れてやる気が少し出てきた。
15診目で薬を飲まずに生活できるようになり、近くなら外出できるようになる。
それ以降は順調に回復が見られ元気な頃と変わらず生活できています。