症状別施術例
【主訴及び状況】
2年程前から会社の事を考えると不安になり動悸が起こるようになった。
とうとう自分ではいっぱいいっぱいになり、家族に会社を辞めるか相談しているとき何ともいえない不安感に襲われ号泣してしまう。
それとともに全身が震えるぐらいの寒気に襲われ死にたい気分になった。
仕事は続けることになったが生気はなくなり会話もぼそぼそとしゃべるだけになっている。
心療内科に通ってから薬の効きも良くてなんとか仕事もできていたが、徐々に死にたい願望がでてくるようになり薬も強くなってきたためご家族の方から相談を受け当院で治療されることになった。
【治療及び経過】
- 13診:
- 治療を始めて日常の不安感は減ってきたが、会社に行くと動悸がはじまり逃げたい願望にかられる。
産業医の勧めで当分仕事を休むよう指導された。
- 47診:
- ほとんど症状はでなくなっていたが会社に行って産業医と面談しただけで仕事のことを思いだし恐怖感が込み上げてきて息苦しさ、動悸が再発する。
- 62診:
- 再度、産業医と面談するも不安感、恐怖感、動悸も出ず落ち着いて話せたとのこと。
復帰に向けて前向きな精神状態になってきた。
- 75診:
- 産業医が復帰できるであろうということで人事担当と面談し具体的な仕事内容や担当部署が決まった。
この時も特に発作的な症状も出ず安定していた。
★その後、仕事復帰されてから間を空けながらご家族の方に連絡して体調や生活のことを聞いていますが順調に回復され喜んでおられました。