症状別施術例
【主訴及び状況】
・50代から両膝が時々痛みだしたがその当時はマッサージなどに数回通うと治っていた。
・痛みを繰り返しているうちにだんだんO脚が酷くなっているのを自覚していた。
・5年程前から膝の痛みがきつくなって夕方になると歩くのも困難な程になってきた。
・この頃から病院で膝の注射(ヒアルロン酸や水を抜く)をかなりの回数続けておられた。
・当院に初診で来られた時は両膝の間にこぶし3つ入るぐらいのO脚で膝裏はベットに全くつかない状態でした。出掛けても30分歩くと痛みのため歩けなくなるので一度休憩してからでないと次に動けないとおっしゃっていました。
・普通に歩けるようになるが治療回数、期間は長くなりますと初めにお話させていただき了承いただいた上で治療を開始しました。
【治療及び経過】
足の要穴、腰、臀部の虚の反応に置鍼をする手法を使いました。
週三回の治療で痛みはどんどん無くなっていき、2ヶ月を過ぎた頃からは少々出歩いても痛みがでないところまで回復されました。
しかし、O脚が酷いためこのままではすぐに痛みが再発してしまうので最低限膝裏がベットにつくようになるまで治療しましょうということでそれからは膝の内転筋を伸ばすことを主眼において進めていくようにしました。
1年続けていただきましたが今では膝裏がしっかりベットにつくようになり、それとともにO脚の度合いも半分以下の曲がりになっています。