症状別施術例
・夜中に40度近い熱が出て、それから嘔吐と下痢が連続して起こるようになった。翌朝に嘔吐は治まったものの、下痢と高熱は続いている。
・2回の治療で熱は下がったが、下痢が続き全く食欲がない状態になっている。
腹診をすると、強烈な熱さである。腹中に熱化した水毒がまだまだ溜まっていることを現している。
・こういったときに下痢を止める治療をすると、また熱が内にこもってしまい、再び高熱が出て元の木阿弥になってしまう。
小児鍼ではなく、大人に使う通常の鍼(太目)を用い、腹部の熱化した水毒を動かし、さらに下痢をさせて高熱の元を体外に排出するようにした。
・5回の治療で食事が摂れるまで回復した。