症状別施術例
・2カ月前、検診で肝硬変と診断される。中程度の肝硬変で画像上、脂肪肝も確認された。
・2か月後に再検査があるので、それまでの間、鍼灸で治療して少しでも症状を軽くすることはできるかと相談を受けた。2カ月、詰めて治療すれば内蔵機能が回復してくれる可能性があることをお話しさせていただき、治療をスタートした。
・触診すると右季肋部に邪熱(過剰になったエネルギー)がこもっていた。体は実証タイプでツボを診ても弱りは無く、気血水の流れが悪いため体が目詰まりを起こしているような感じであった。
・主な治療は、右季肋部や滞りのきつい箇所に鍼で瀉法(いらない気を抜く)を加えることに主眼を置いた。
・2カ月後、検査をするとF1(異常なし)と診断を受け、脂肪肝も無くなっていた。