症状別施術例
・昨日から38度の熱と喉痛を発症した。喉を診察すると、熱さが尋常ではない。
・先端が非常に鋭利な瀉法鍼という鍼を用い、広範囲に浅く多く刺し熱を抜き取るようにした。
・次の日、熱はほぼなくなり、痰と咳が出だした。熱気を含んだ痰が奥から出てきたのであろう。咳はその痰を喀出しようとして出るものである。
・元はといえば足を冷やしたために起こった症状である。冷えを取るため太谿穴に置鍼し、喉の一番下のへこんでいる所、天突穴から胸骨に沿って鍼を刺入し、奥にある痰を動かすように手技を加えた。
・計5回の治療で痰が喀出され完治した。